本卦と之卦:動爻が開く新しい条件

本卦は、この六回が出した六画です。老陽が陰に、老陰が陽に変わったあとが之卦です。之卦は動いたあとの条件で、もう一つの運命ではなく、すでに起きたことを書き換えるものでもありません。

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本卦はいまの六画

本卦は、六回の投擲が下から上へ並べた六画です。卦名はその六画の名前です。用神、世、応は、まずこの六画の上にあります。

本卦を飛ばして之卦だけを読むと、動きの出発点がありません。之卦は本卦のあとです。

変わるのは老陽と老陰だけ

老陽は陰に、老陰は陽に変わります。少陽と少陰は本卦に残ります。動爻が一つもなければ、之卦はありません。見栄えのために動爻を足してはいけません。

六爻がすべて動いても、之卦はなおこの六回の結果です。一部の爻だけを残してほかを捨てないでください。

之卦は動爻のあとで読む

一爻が動くときは、本卦の名、どの爻が動いたか、之卦の名を言います。用神がその爻にあれば、用神が本卦から之卦へ移ると書きます。複数が動くときは爻ごとに書き、一つの「大変化」にまとめません。静卦なら、動爻がないので之卦はなく、用神はいまの位置を見ます。

之卦は、動いたあとの条件です。本卦より正確、というものではありません。本卦と動爻がなければ、出発点がありません。

之卦は、すでに起きたことを書き換えない

之卦は、まだ起きていない日付でも、すでに起きた事実の取消でもありません。動いたあとに、条件がどう変わるかを書く欄です。

卦辞を之卦の代わりに結論にするのは、用神を飛ばすことです。結論は用神、世応、動爻に戻します。

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六爻

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よくある質問

何も動かないとき、之卦はありますか?

ありません。体裁のために足さないでください。用神は、いまある位置で読みます。

六爻がすべて動いたら?

六つとも変わります。之卦はなおこの六回です。一部の爻を捨てないでください。

之卦のほうが正確ですか?

より正確なのではありません。動いたあとの条件です。本卦と動爻がなければ、出発点がありません。

出典と編集上の根拠

  1. 1. 『周易』

    老陽が陰に、老陰が陽に変わること、動爻がなければ之卦がないことを照合します。

  2. 2. 『増刪卜易』

    之卦は動いたあとの条件で、本卦と動爻と続けて読むことを照合します。

  3. 3. 『卜筮正宗』

    静卦に動爻を足さないことを照合します。