六爻とは。三枚の銭で、いま起きている一件を見る

六爻は『周易』から出た占いで、日本では断易とも呼ばれます。銭を三枚、六回投げて卦を作り、六親・世応・用神を見て、すでに起きている一件を判断します。

六爻を立てる

銭が落ちれば、この卦にはこの卦の分がある

子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥
壬癸艮甲乙巽丙丁坤庚辛乾
十
十

六爻の手引き

六爻とは。一画から始める

六爻を一文にすると、『周易』の占いです。銭を三枚、六回投げ、六親・世応・用神を見て、すでに起きている一件を判断します。

爻は『周易』で陰陽を表す一画です。陽爻は実線、陰爻は真ん中が切れた画です。六爻はこれを下から六つ重ねます。一番下が初爻、一番上が上爻です。下の三画が内卦、上の三画が外卦です。重なると、六十四卦のうちの一卦になります。

卦名は、その六画の名前にすぎません。すでに起きている一件を見るときは、各爻に干支を載せ、六親、世爻、応爻、用神を読みます。この装卦を納甲といい、火珠林とも呼ばれます。fateshow が行うのは金銭卦だけです。プログラムが銭を六回投げ、最初を初爻、最後を上爻として本卦を出します。どの爻が動き、之卦がどこから来るかは、この一回の結果で決まります。

六爻を立てる

何が聞けて、何が向かないか

六爻は、すでに起きている一件、またはすぐ決める一件だけを見ます。質問を一件に書くと、用神が対応します。下の例は、そのまま書き換えて使えます。

  • 関係:返事は来るか。いま止まっているのはどちらか。会ったあとに空気は変わるか。応爻を見ます。
  • 仕事:この仕事をまだ進めるか。面接のあと、次の連絡はあるか。いまの用件はどこで止まっているか。官鬼を見ます。
  • お金:この支払いは出るか。すでに出した分に見通しはあるか。この支出をいったん止めるか。妻財を見ます。
  • 選択:目の前の二つは、どちらを先にするか。いま決めるか。世爻を見ます。自分の側の条件です。
  • 調子:眠りが浅い、力が続かない、体が重い。卦の象だけを見ます。医療の代わりにはなりません。子孫を見ます。
  • 紛失と書類:その書類はどの段階で止まっているか。物はどの範囲にありそうか。結果はいつ紙の上に落ちるか。父母を見ます。

同じ卦に入れないのは、互いに関係のない二件、すでに起きた判決として読むこと、受診・契約・投資の代わりにすることです。

上の問い方で一卦立てるなら、六爻を立てる。

八字、梅花との違い

三つは見ている時間が違います。互いの代わりにはなりません。

六爻八字梅花易数
見るものすでに起きている一件生まれた時刻の格局この瞬間の数。体と用の生克
時間質問時に固定した時差。23:00 から翌日生まれた時刻卦を立てたこの瞬間
始め方金銭卦だけ。銭を三枚、六回起卦しないこの瞬間の数で立てる

「この件はいまどうか」は六爻です。生まれた格局は八字です。この瞬間の数がどう生じ、どう克つかは梅花です。奇門は時刻で九宮を並べ、方位と門を見ます。この六爻の中にはありません。

一卦は何でできているか

六親は兄弟、子孫、妻財、官鬼、父母です。各爻に付き、聞いた事の種類に対応します。どれが用神になるかは質問によります。自分の側は世、相手は応、お金は妻財、仕事は官鬼、調子は子孫、書類や結果は父母です。

世爻は自分の側、応爻は相手か場です。この二つが分かれると、卦が誰の話をしているかが決まります。

動爻は変わる爻です。本卦は目の前の六画、之卦は動いたあとの新しい条件です。動爻がなければ静卦で、用神がいまある位置を読みます。

盤上の干支は納甲から来ます。旬空、月破、日冲は、いま力が落ちている爻を示します。その印がある爻は、まだ手に入った結果として読まないでください。

どこから読むか

順番はこうです。用神を定め、どの爻にあるかを見る。次に世爻と応爻を分け、自分の側と相手の側を混ぜない。動爻があるときだけ之卦を開く。最後に旬空、月破、日冲です。空いている爻、冲かれている爻は、まだ手元の結果ではありません。

日の境は、質問した瞬間に固定した時差で、23:00 から翌日とします。六爻は生まれた時刻を使いません。

名前に慣れるなら、爻から卦へから。聞く一件がすでにあるなら、六爻を立てる。

よくある質問

六爻は何に向いていますか?

すでに起きている一件、またはすぐ決める一件です。仕事の進み、返事が来るか、書類がどこで止まっているか。一度に一件だけ聞きます。

六爻の読みはどの程度たしかですか?

卦は、この金銭卦が出した象を、その件のそばに置くものです。合うかどうかは、その件自身に戻ります。

本物の銭は要りますか?

持ってくる必要はありません。質問を送ったあと、プログラムが金銭卦を六回投げて盤を埋めます。

卦はどれくらいで出ますか?

質問を書いて送ると、六回はその場で決まります。本卦、之卦、用神もそのとき揃います。

結果が読めないときは?

用神がある爻から見て、次に世、応、動爻です。名前の短い説明はこのページと知識庫にあります。立てたあとは、爻ごとに盤を読めます。

ほかの人のことを聞けますか?

自分に関わり、すでに起きている一件なら聞けます。返事が来るか、などです。関係のない二人を同じ卦に入れないでください。

六爻と八字はどちらですか?

すでに起きている一件なら六爻です。生まれた時刻の格局なら八字です。見ている時間が違います。

静卦はどう読みますか?

動爻がなければ之卦はありません。用神がいまある位置と、旬空・月破・日冲があるかを見ます。

この卦で決めてよいですか?

参考です。医療、法律、財務の判断に代えることはできません。卦は象を示します。決めるのは、その件自身です。